官兵衛と光ゆかりの地

称名寺(加古川城跡)

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真言宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。寺の付近一帯は加古川城跡です。
天正5年(1577)太閤秀吉が糟屋の館へ立ち寄った折、当時の城主加須屋助右衛門は秀吉について小姓頭となり、賎ヶ嶽七本槍(しちほんやり)で武名をあげました。
境内には地人が憐れんで建てた南北朝時代の7人の武者の七騎供養塔があります。
山門を入るといちょうの大木があり、今は刈り込まれていますが、このいちょうの木は昔から加古川の町の目印でした。

所在地
兵庫県加古川市加古川町本町313
お問い合わせ先
称名寺(Tel.079-422-2262)
オススメ情報
ちょっとワンポイント
武士の忠義を今に伝える「七騎顕彰碑」
境内には、七騎顕彰碑と呼ばれる供養塔があります。
これは南北朝時代、出雲守塩冶高貞が加古川で追手に襲われた際、主君を守ろうとして奮死した従臣七名を供養するため建てられたものです。
後に塩冶高貞は、人形浄瑠璃等の代表的な演目「仮名手本忠臣蔵」に登場する塩冶判官のモデルとして取り上げられ、忠義話として紹介されました。
アクセス方法
JR神戸線「加古川駅」徒歩15分
その他備考
わがまち加古川60選No.6
2014年のNHK大河ドラマが「軍師 官兵衛」に決定しました。
天正5年(1577)加古川城で加古川評定(信長軍と毛利軍が戦うきっかけとなった会議)が行われました。また、糟屋(内善正)武則(12代加古川城主)は、黒田官兵衛の推挙により豊臣秀吉に仕え、三木合戦においては箕谷ノ上付城(三谷ノ上付城)に布陣して活躍したとされています。
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