官兵衛と光ゆかりの地

官兵衛と光ゆかりの地

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神吉の常楽寺(神吉城跡)

浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。
ここはもともと神吉城があったところで、天正6年(1578)神吉頼定の城兵二千が守る神吉城を、織田信忠・羽柴秀吉の三万の大軍が攻め、激戦の末、落城しました。
境内には、頼定のお墓があります。
春のお花見の頃には、見事なしだれ桜が、参拝者の目を楽しませてくれます。

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神吉の常楽寺2

加古川市

太閤岩

加古川市西神吉町辻の北側の岩山にある岩。秀吉が志方城を攻めたとき、ここに本陣を置き、この岩に腰をおろして軍兵の采配をとっていたと言い伝えられています。
この太閤岩からの眺望は素晴らしく、高砂の海、加古川全域、明石海峡大橋や淡路島、そして志方町方面を一望できます。

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太閤岩

加古川市

安楽寺

城山(中道子山)のふもとにある浄土宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。
もとは真言宗の寺院で、弘法大師の弟子、真紹上人の開山で、山頂に無量寿院を創建した(811)のに始まり、本光山中道寺と改号し、長い間山頂にありましたが、赤松氏が城を築く際、山麓に移されました(1380)。
赤松氏の没落後、城主櫛橋(くしはし)氏によって浄土宗寺院として再建されました。
白い塀が長く続いているのが印象的で、春には見事な桜も楽しめます。

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安楽寺

加古川市

円照寺

円照寺は、花の寺として知られ、3月から11月にかけてクリスマスローズ、ユキヤナギ、椿、ライラック、アジサイ、ノウゼンカズラ、酔芙蓉などさまざまな花が咲き乱れます。
境内には明応7年(1498)の年号が刻まれた市指定文化財の銅鐘もあります。

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円照寺

加古川市

観音寺(志方城)

曹洞宗の寺院で本尊は観世音菩薩です。
観音寺の付近一帯は志方城跡です。
城の規模は現在の観音寺の境内を本丸とし、本丸を囲む内堀の周囲に二の丸(志方小学校所在のあたり)西の丸(旧志方町役場所在のあたり)とかなりの規模の城であったようです。
この城の城主・櫛橋家は伊朝を元祖とし代々赤松氏の家臣でした。
伊朝より五代の孫、櫛橋左京亮則伊は、赤松政則に仕えて大いに重んじられ、祖父の例にならって播備作三国の財産出納の役をつとめ文明十三年(1481)志方・天神山に城を築き、明応元年(1492)この地に志方城を築きました。
以来、伊家、伊定、政伊と父子四代続き、天正六年(1578)羽柴秀吉の攻略にあって落城しました。
伊定の娘、光(てる/幸圓・こうえん)は秀吉の軍師として活躍した黒田官兵衛の妻となり、結婚した翌年に嫡男が生まれました。後の福岡藩主・黒田長政です。
現在の観音寺は、志方城落城の後、天正十五年(1587)、宝岩宗珍和尚が城主の墓碑を守るために城の本丸跡に禅寺を建立したのが始まりです。

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観音寺

加古川市

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