加古川北公民館エリア 遺跡巡りコース
このコースのポイント
所要時間:1時間31分
- 歩いて巡る
意外と知られていませんが加古川には多くの遺跡が残っています。
奈良時代の寺院跡や、古くは古墳時代、縄文時代の遺跡もあり、日本の歴史の一部を垣間見ることができます。
昔の時代にタイムスリップしてみませんか?
コース内容
加古川北公民館
所在地:兵庫県加古川市神野町西条1519−2
西条の城山
所在地:兵庫県加古川市八幡町中西条
太子岩
所在地:兵庫県加古川市八幡町中西条
宮山農村公園
所在地:兵庫県加古川市八幡町上西条
国の農村公園整備事業の一つとしてできた公園で、公園内には宮山遺跡がある。
縄文時代後期の敷石住居跡1棟、弥生時代から平安時代にかけての建物跡や祭祀跡がある。
また古墳時代中期に造られた宮山大塚古墳と、周囲にある古墳時代後期に造られた6基の古墳もあり古代遺跡が密集している。
敷石住居跡は市内最古の住居跡で、1968年に市指定遺跡に選定された。
猫池
所在地:兵庫県加古川市八幡町上西条
行者塚古墳
所在地:兵庫県加古川市山手
古墳時代中期に造営された全長99メートル、高さ9メートルもある、市内最大の前方後円墳、平成7年度の学術発掘調査において、日本最古級の3世紀の金銅製帯金具(こんどうせいおびかなぐ)などが出土した。
現在は竜山石で墳丘をおおう等、調査結果に基づいて復元処理が施されている。
尼塚古墳
所在地:兵庫県加古川市山手
全長約51メートル、高さ6メートルの造出[祭祀を行う場所]付円墳。周囲には幅約7メートルの濠がめぐらされている。
墳丘は2段に作られており、上段の斜面は表面を葺石で覆われているが、下段にはない。
上段と下段の間には埴輪が並べられていた。
埴輪の特徴などから、古墳時代中期のもので行者塚古墳より新しいものとみられている。
人塚古墳
所在地:兵庫県加古川市山手
古墳時代中期の円墳で、墳径約50メートル、高さ約9メートル、周濠約18メートルの大型古墳。
前方部を除き、周濠(古墳の周囲に掘られた堀)も残っている。
前方部には造出を持っていたが、現在は削られて消滅している。
円墳としては県下最大の規模。
西条廃寺
所在地:兵庫県加古川市山手
奈良時代前期のもので、法隆寺式伽藍(ほうりゅうじしきがらん)をもつ市内最古の寺院跡。
出土遺物の九輪(くりん)・風鐸(ふうたく)は復元され、加古川総合文化センターで展示されている。
現在は県指定史跡公園「北山公園」として整備され、塔・金堂・講堂の基壇(きだん)や、中門・回廊跡などが復元されている。
特に、搭の瓦積基壇には一部当時の瓦を使用しており実際その場に身を置いているような感覚が味わえる。
加古川北公民館
所在地:兵庫県加古川市神野町西条1519−2