平岡公民館エリア 西国街道浪漫コース
このコースのポイント
所要時間:1時間32分
- 歩いて巡る
その昔から人々の往来が絶えることのなかった西国街道は、さまざまな歴史の舞台となってきました。
街道沿いには今でも多くの寺社や石仏が残り、人々の旅の安全を見守ってきました。
ところどころ残る道標に街道の歴史を感じることができます。
コース内容
平岡公民館
所在地:兵庫県加古川市平岡町土山699−2
長松寺
所在地:兵庫県加古川市平岡町高畑
境内には「天童山老典座和尚(てんどうさんろうてんぞおしょう)と若き日の道元禅師(どうげんぜんし)」と書かれた彫像があり、道元が24歳のとき、正法を求め宋に渡り、天童山にいた時の逸話が紹介されている。
寺の前には濠があり、かかる石橋には「元禄四年(1691年)寄進念仏講」と刻まれ、この寺の歴史を物語っている。
五社宮野口神社
所在地:兵庫県加古川市野口町野口
神社の主神は日吉大神で、比叡山延暦寺の守護神日吉大社から分霊を迎え、のちに四柱の神を合わせ祀ったという説もある。
神社の西にある教信寺は延暦寺の末寺であることから深いつながりがある1月18、19日に厄神大祭、7月28日に夏祭、10月15日に近い日曜日に例大祭を行っている。
教信寺
所在地:兵庫県加古川市野口町野口465
天台宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)。
平安時代前期の僧、教信上人(きょうしんしょうにん)がこの土地に庵を作り、庶民仏教の普及に努めた所である。
幕末期に、本堂を焼失したが、明治に書写山円教寺の念仏道場を移築したのが現本堂となっている。
また、教信上人の命日には、毎年、「野口念仏」と称し、会式を行っている。
うだつの上がる家
所在地:兵庫県加古川市加古川町寺家町
うだつは元々、火事の延焼を防ぐために作られていたが、江戸時代中期ごろから徐々に装飾の意味合いが強くなっていった。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。
そのうだつの上がっている家が、溝之口の西国街道沿いに残っている。
寺家町
所在地:兵庫県加古川市加古川町寺家町
「寺家町」はJR加古川駅の西側一帯の大字名で、寺院がこのあたりに莫大な領地を所有していたことから、この名がつけられたと言われている。
江戸時代には西国街道の宿場町「加古川宿」として栄えた。
ベルデモール
所在地:兵庫県加古川市加古川町篠原町
加古川駅
所在地:兵庫県加古川市加古川町篠原町30−1
土山駅
所在地:兵庫県加古郡播磨町野添1616