加古川公民館エリア 西国街道浪漫コース
このコースのポイント
所要時間:1時間24分
- 歩いて巡る
その昔から人々の往来が絶えることのなかった西国街道はさまざまな歴史の舞台となってきました。
歴史上の偉人たちが行きかったこの道にある寺院をのぞくと彼らが残していった何かを知ることができるかも知れません。
歴史の息吹を感じる旅にあなたも出かけてみませんか?
コース内容
加古川公民館
所在地:兵庫県加古川市加古川町寺家町12−4
光念寺
所在地:兵庫県加古川市加古川町寺家町472
寺家町
所在地:兵庫県加古川市加古川町寺家町
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「寺家町」はJR加古川駅の西側一帯の大字名で、寺院がこのあたりに莫大な領地を所有していたことから、この名がつけられたと言われている。
江戸時代には西国街道の宿場町「加古川宿」として栄えた。
うだつの上がる家
所在地:兵庫県加古川市加古川町寺家町
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うだつは元々、火事の延焼を防ぐために作られていたが、江戸時代中期ごろから徐々に装飾の意味合いが強くなっていった。
うだつを上げるためにはそれなりの出費が必要だったことから、これが上がっている家は比較的裕福な家に限られていた。
そのうだつの上がっている家が、溝之口の西国街道沿いに残っている。
胴切れの地蔵
所在地:兵庫県加古川市加古川町平野
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その昔、西国街道を通る大名行列の前を横切った男が侍に斬られてしまったが、ふと気がつくと何事もなく無事だった。
そばを見回すと、普段お参りしているお地蔵さんの胴が二つに割れ、男の身代わりとなっていたという伝説が残っている。
それ以降近隣の人々が「胴切れのお地蔵さん」と呼び、大切に祀っている。
龍泉寺
所在地:兵庫県加古川市加古川町平野123
宝篋印塔
所在地:兵庫県加古川市野口町坂元
教信寺
所在地:兵庫県加古川市野口町野口465
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天台宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来(あみだにょらい)。
平安時代前期の僧、教信上人(きょうしんしょうにん)がこの土地に庵を作り、庶民仏教の普及に努めた所である。
幕末期に、本堂を焼失したが、明治に書写山円教寺の念仏道場を移築したのが現本堂となっている。
また、教信上人の命日には、毎年、「野口念仏」と称し、会式を行っている。
五社宮野口神社
所在地:兵庫県加古川市野口町野口327
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神社の主神は日吉大神(ひえのおおかみ)で、比叡山延暦寺の守護神、日吉大社(ひよしたいしゃ)から分霊を迎え、のちに四柱(よはしら)の神を合わせ祀ったという説がある。
神社の西にある教信寺は延暦寺の末寺であることから深いつながりがある。
1月に厄神大祭、7月に夏祭、10月には例大祭を行っている。
加古川公民館
所在地:兵庫県加古川市加古川町寺家町12-4