教信寺 (キョウシンジ)
天台宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来です。平安時代前期の僧、沙弥教信がこの野口に庵をつくりました。
念仏を唱えながら仏の教えを説き、お百姓の手伝いをし、わらじを作って貧しい人に与えたり、旅をするお年寄りの荷物を運んだりして、大勢の人を助けたことから「荷送り上人」や「阿弥陀丸」とも呼ばれました。
庶民仏教の普及に努めた庵跡に建てたのが教信寺です。境内の左手奥に教信上人廟があります。春には、満開の桜が境内を彩ります。
おすすめ情報
石造五輪塔
教信上人の墓塔と伝えられる石造五輪塔が廟所内にあります。
高さ208cmで花崗岩製、請花・笠・台石の一部に欠けがありますが、堂々とした風格をもっています。
各部の形式や彫法などから推定すると鎌倉時代末期のものと思われ、県指定文化財となっています。
関連サイト
念仏山教信寺
http://www.bekkoame.ne.jp/~housenin/link32.htmlその他備考
わがまち加古川70選 選定地
秀吉の播磨攻めの際、黒田官兵衛の指揮した秀吉軍と教信寺の僧兵と野口城兵が戦いました。
- トイレ
- 駐車場
- レストラン
- 売店
- コインロッカー
- 案内所
施設情報
所在地
- 兵庫県加古川市野口町野口465
アクセス方法
- JR加古川駅より乗車
神姫バス「野口」下車すぐ
お問い合わせ
- 教信寺(079-422-7189)